カジノは世界中の都市にありますが、どの国のカジノも同じかと思ったら大間違い。
ワタクシ自身は、ラスベガス(アメリカ)、モンテカルロ(モナコ)、韓国、ニュージーランド、いくつかのクルーズ船、そして現在住んでいるマルタでカジノを楽しんできました。
旅行先でカジノに一歩足を踏み入れるとなかなか去ることができず、観光もそこそこに朝まで居座ってしまったり、次の日も昼間からカジノに行きたくてうずうずしてしまうワタクシ。
せっかくのホリデーなのに最も時間を過ごしたのはカジノの中・・・なんてこともあるので、旅行先ではカジノの建物を見かけるとなるべく「見ないように、考えないように」する努力をしていました。
マルタに住み始め、カジノがもっと身近になると、仕事を見つけるまでの1年間は週に5日はカジノ通いしたほど。(仕事が見つかってからもよく行ってましたがw)
そんな癖になってしまうカジノですが、ワタクシ自身は土地によって異なるカジノの印象を持っています。
そこで、各都市のカジノをワタクシの印象を踏まえご紹介します!
ここ数年のコロナ禍で大打撃を受けているマカオですが、かつてはラスベガスを超え、世界一(売上)のカジノ大国となったマカオ。
マカオはラスベガスよりもバカラをプレイするハイローラーが集まっていたことが理由でしょう。
ワタクシ自身は訪れたことがないのですが、以前そんなイケイケだったマカオに行ったことのあるジャパンギャンブラーズのスタッフに印象を聞きました。
ホテル内に運河が流れ、ベネチアを再現したホテル&カジノや半分のサイズで再現されたエッフェル塔(ラスベガスにもありますが)など、「ダイナミック」というイメージがあります。
テーブルゲームのプレイヤーがラスベガスよりも多いことから、カジノの中はテーブルがズラーっと並んでいます。
ヨーロッパの雰囲気を感じるカジノ、ラスベガスのような派手な内装のカジノなど、カジノによってその印象は異なり、異文化がミックスされた印象のカジノ大国でした。
コロナ政策による打撃から、2022年にはカジノ関連企業がマカオを撤退しつつあるというニュースもありましたが、今後の巻き返しに期待したいマカオです。
ショートパンツやTシャツでも入店可能。
マカオのドレスコードは緩めで、かなりカジュアルでも大丈夫。
しかし、ビーチサンダルなど踵のない靴だと入店を断られる可能性もあるので避けましょう。
また、帽子やサングラスなども防犯上の理由から禁止されています。
入場は21歳から。
アメリカ人は世界で最もスロットが好きな人種。
そのため、カジノ内は派手なスロットがズラリと並んでいます。
そのせいか、カジノ内は「派手」な印象を受け、スロットが放つ音により他の国のカジノより喧噪を感じます。
その喧騒が反対に心地よく、緊張せずプレイヤーを自然に落ち着かせてくれるような気も。
どこを見渡してもとにかくキラキラピカピカでカラフル、カジノ大国のラスベガスにいるんだ!という気分に浸ることができます。
こちらもカジュアルでOK!Tシャツ、ショートパンツ、タンクトップでも入店できます。
ビーチサンダルでも入場できるのではないかな。
ホテルと隣接しているカジノが多いので、プレイヤーに気軽に入場して貰えるよう、ドアは開きっぱなしになっていることがほとんどです。
21歳から入場できますが、入口付近に身分証明を確認するスタッフがいるでもなく、通路を走っている子供たちを見かけたことも。
21歳に達していない者がプレイした場合、カジノは厳しく罰せられるため、セキュリティカメラで入念に監視されています。
現在世界第3位の売り上げを誇るのがシンガポール。
カジノの数は2つと少ないですが、それらの規模は世界一。
広大な敷地の大型リゾート内にあるカジノ面積は日本のIR計画の規定と同じですが、世界3位の売り上げを誇るまでに成長しています。
日本のIR計画はシンガポールをモデルに作られるそうですよ。
シンガポール自体、近代的な街という印象を持っていますが、カジノも同じく派手で「近代的」なイメージ。
カジノフロアは3フロアーに分かれていたり、カジノ面積は小さいですが、広大な印象を持ちます。
今ではマーライオンよりマリーナベイサンズの方が有名かも?!
ショートパンツやタンクトップ、ビーチサンダル等のカジュアルすぎる格好は入場を断られることもあります。
治安も良いので、女の子同士で訪れるのにもうってつけのカジノ。
帽子の着用はマナー違反とされ、被っているとセキュリティに注意されることも。
21歳から入場可能です。
昔からカジノが伝統として根付いているヨーロッパのカジノは、重厚で「優雅」なイメージのカジノが多いですね。
プラハやポルトガルなどに行くと近代的なカジノも多いですが、モンテカルロやコートダジュールにあるカジノなどはその建物自体も美しく、カジノの前には高級車がズラリと停まっています。
内装も高級感が漂い、まるで豪華な美術館にでもいるよう。
その昔、カジノは貴族の社交場であったという事を感じることができます。
カジノ内は比較的静かな印象を受けますが、映画007のカジノシーンが撮影されたモンテカルロのカジノ・ド・モンテカルロでブラックジャックをプレイしたのですが、テーブルのミニマムベットは€25とちょっとお高めでした。
歴史的な建物の格式あるカジノは、ネクタイをしていないと入れない、とまではいきませんが、せめてシャツ着用などスマートカジュアル以上が理想的です。
近代的なカジノでも、タンクトップやビーチサンダルは厳禁。
ショートパンツはその土地によって(リゾート感のある場所)はOKなことも。
007のモンテカルロのカジノシーンでもジェームス・ボンドはタキシードを着ていましたが、そこまでとはいかなくてもカジュアルすぎる服装は避けた方が無難。
モンテカルロ、フランス、イタリアのカジノでは18歳以上が入場できますが、ドイツでは18歳以上、21歳以上、とカジノにより異なることも。
その他にも、カジノは世界中にたくさんあります。
オーストラリアやニュージーランド、カンボジアやベトナム、ミャンマー、アルゼンチンやペルー、セネガルやケニア、エジプトにだってあります。
その他、カジノのある国は軽く50か国は超えるはず。
各都市、少し違った印象があってそれも面白いですね。
個人的におススメするのは、クルーズ船のカジノ。
寄港している際はカジノは閉まっていますが、航海中はカジノがオープンします。何しようかな~という時に訪れるにはもってこいなのです。
船内ではパッセンジャーを飽きさせないよう、いろんなエンターテイメントが行われているものですが、カジノもその一つ。
クルーズの際には夜中も開いているカジノでプレイしてみましょう。
クルーズ船の中だから「ちゃち」なつくりかと思っている方は大間違い。規模は小さいですが、しっかりしたカジノです。
バハマクルーズではクルーズ日程の半分をカジノで過ごしてしまい、後でちょっと後悔。(少し勝ったのでまだ良かったですが)
それからというもの、クルーズの際ワタクシはチップをいつも持ち歩き、カジノの前を通りがかる度に数ラウンドプレイして勝ち逃げするようにしています。
カジノの豪華な内装と雰囲気の中にいると、非日常的な感覚に陥ります。
ワタクシ自身、ヨーロッパの格式あるカジノではまるでお金持ちになったような気分でシャンパンなどすすり、その優雅さを楽しむのが好き。
また、ラスベガスの活気のあるカジノでは、こちらの気分もわくわくしてきて大騒ぎしたい気分になります。
どちらも違った良さがあり、肝心なのはその雰囲気を楽しむこと。
日ごろカジノゲームをしない方でも、1度は「遊び」としてカジノへ足を運び、運に任せてプレイしてみるのも楽しいですよ。
日本でもIR計画がゆっくりと進んでいますが、どんなカジノ、どんなリゾートができるのか興味津々。
今から完成が待ちきれません!🤩